エクストレイル値引きを徹底的に解説!

エクストレイルはハイブリッドの登場などもあって人気が回復しています。その分、交渉は難易度がかなり高いです。

 

ここでは、エクストレイルを値引きするための必須の3つ条件を徹底解説し、格安で購入するための方法を伝授します。

 

エクストレイル値引き相場最新情報

 

エクストレイルの値引き相場は一定額ではなく、常に変化し続けています。まずは今現在の値引き額がどのくらいになっているのか、チェックすることから始めましょう。

エクストレイル(ハイブリッド含む)車体値引き限界額 エクストレイル(ハイブリッド含む)オプション値引き率
23~28万円 10%~15%

合計限界値引き額→35万円

 

ディーラー下取りは平均マイナス30万円!

事前の一括査定で愛車の買取相場を把握

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目次

はじめにエクストレイル値引きの準備をする!

 

ほとんどの場合、今乗っているクルマがあって、エクストレイルへの乗り換えを考えていると思います。その場合、ディーラー下取りを利用しようとする人が非常に多いです。しかし、ディーラー下取りは買取相場よりもかなり安い傾向があるため、最悪数十万円の損失となることもあります。

 

どうしてディーラー下取りが安いのかというと、ディーラーには買い取った車を売るルートが少ないからです。基本的に、地元などの中古車オークションにポイっと投げて終わり。そのため買取価格は伸びにくいのです。

 

一方、中古車ショップなどであれば、全国各地の販売網を持ち、海外でも販売ルートを開拓しているので、最も高く売る方法をよく知っています。特に海外は日本車が大人気で、古い車でもかなり高値で売れます。なので、ディーラー下取りよりもずっと高く買い取れる傾向があります。

 

エクストレイルの値引きはやや渋いので、25万円程度割引できれば最上級レベルとなります。そんな状況で、もし下取りで数十万円損してしまうと、トータルでは10万円近くマイナスになってしまいます。なので、愛車の買取相場を把握しておくことはとても重要です。もちろん、まれにディーラー下取りが相場より高くなることがありますが、そのときはディーラー下取りを選べば問題ありません。あらかじめ買取相場を調べることで、ディーラー下取りに出すか、中古車買取店に売るかの選択肢を持つことができるのです。

 

 

重要なのは、エクストレイル値引き交渉の前に愛車の買取相場を調べることです。そうしないと、エクストレイル交渉中に営業マンからディーラー下取りの価格を打診されても、その金額が高いのか、安いのかが判断できないのです。

 

必ず、交渉の前に愛車の買取相場を調査しておきましょう。

 

愛車の買取相場を調べるには

愛車の買取相場の調査方法はかんたんで、中古車買取店に持ち込んで査定してもらうことで知ることができます。

 

ただ、持ち込むのが1店舗だけだと、タイミング悪く在庫が多くて高い査定額がつかないことがあります。なので、最低でも2~3店舗は回ったほうがいいでしょう。そうすれば、基本的には相場通りの価格がつくはずです。

 

ネットの一括査定も便利

 

中古車買取店をめぐるのが面倒くさい
変な業者に当たってトラブルになるのが怖い

 

中古車ショップに、こんな不安を持っている人も多いはず。そんなときは、オンライン一括査定サービスが便利です。パソコンやスマホを使って、自宅でかんたんに一括査定ができるので、面倒はありません。

 

しかも、一括査定の場合、複数の業者が仮査定を出す決まりになっていて、他の業者に負けないように限界まで高い価格を提示してくる傾向があります。簡単に言えば、オークション状態になって買取価格がどんどん高騰するわけです。

 

そのため、ネットの一括査定は、ディーラー査定よりも平均30万円ほど高い価格がつくと言われています。


一括査定サービスはいくつかありますが、その中で人気が1番高いのが「かんたん車査定ガイド」です。

 

 

人気の秘密は「暫定価格表示機能」で、↑の画像のように、一括査定をするとすぐに暫定の買取相場が表示されます。

 

この機能は、他の査定サイトにはありません。

 

あとは、この金額をメモしておいて、エクストレイルの値引き交渉に活用すればいいのです。そうすれば、営業マンが下取り価格を打診してきても、高いか安いかが簡単に把握できるようになります。

 

かんたん車査定ガイドの公式サイトはこちら
 http://a-satei.com/

 

1分程度で査定完了できるので、とてもかんたんです。

その他の一括査定を併用する

買取金額は査定する業者が増えれば増えるほど高騰します。なので、他の一括査定サービスを併用することで、さらにたくさんの業者から査定がうけられるようになり、高い価格で愛車を売れるようになります。

 

カーセンサー

自動車雑誌でおなじみの「カーセンサー」が運営している一括査定サービスです。リクルート運営なので安心感も抜群です。1番の魅力は最大30社もの一括査定に対応していることで、買取金額のアップ率も高いです。入力項目はやや多めですが、それでも数分で完了できます。

 

公式サイトはこちら
 http://carsensor.net/

 

ズバット車買取比較

参加業者数が多く、全国150社に対応しています。その分地域密着系の業者や、ちょっとマイナーな車種に強い業者も多く参加しており、郊外に住んでいるドライバーやマイナー車種のドライバーにおすすめです。最大査定数も10社と多くなっており、高額買取率も高くなっています。

 

公式サイトはこちら
 http://www.zba.jp/

 

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日産エクストレイルならではの値引き術を覚えておこう

 

エクストレイルはSUVですので、300万円前後とお値段は少々張ります。ですがモデルチェンジから久しいですし、値引きはそこまで渋くは無いといった印象です。

 

とはいえ、特にこれといった策もなくエクストレイルの商談の場に臨めば、向こうもプロですから10万円程度程度の値引きでお茶を濁そうとしてくるでしょう。また、ハイブリッドについてはガードが固くなっています。これと決めた値引き額まで到達するための明確なプランを前もって作り、万全を期してエクストレイル値引き商談の場にのぞまなければなりません。

 

ここでは目いっぱいの額までエクストレイルの値引きを引出し、予算総額60万円削減を達成する方法のご説明をいたします。

 

ライバル車、CX-5 フォレスターとの競合

 

日産車の値引き交渉で、まず最初に覚えておきたいテクニックは、ライバル車の話題を積極的に出していく「ライバル競合」です。「ライバル車はかなり値下げしてくれるみたいだけど、こっちはしてくれないの?」とライバル車の値下げを引き合いに出すことで、日産を張り合わせて値下げを勝ち取るテクニックです。

 

エクストレイルの値引きを勝ち取るためには、CX-5をライバルとして設定するのがベストです。CX-5はエクストレイルと比べるとやや安いですし、スペックでも大部分が上回っているので、エクストレイルの商談の場で名前を出せば対抗心をあおれます。そうしてCX-5との相見積をうまく使っていけば大きな値引きを引き出すことができるでしょう。

 

それ以外のライバル候補ではフォレスターも役に立つでしょう。エクストレイルとはスペックも価格帯も似通っていますから、単純な値引き合戦にうまく誘導していければこっちのものです。

 

エクストレイルとCX-5やフォレスターを相見積もりにもちこむことで、エクストレイルの値引き幅が拡大していくことになります。そのため、CX-5やフォレスターの見積書も必ず取るようにしましょう。そうすれば、マツダやスバルの温度感も身をもって体験できるので、エクストレイルの交渉をするときにその温度感を伝えて日産側を焦らせることも可能となります。

 

日産同士の競合も上手く使う

 

トヨタ・ホンダ車などの値引き交渉では基本的な作戦ですが、同じメーカーのディーラー同士をぶつける方法も有効です。日産にも資本が異なる別会社がたくさんあり、異資本店舗同士をぶつける形の相見積はかなり有効です。

 

異なる資本のディーラーを調べるのは簡単です。例えば「株式会社日産サティオ千葉」「株式会社日産サティオ千葉北」のように社名が一文字でも違えば、それは別資本の会社です。別資本であれば、それぞれエクストレイルの販売ノルマなども別ですから顧客の奪い合いが発生します。競合させればエクストレイルの値引き合戦になるでしょう。

 

お住まいの地域次第では、近くに別資本のディーラーがないこともあるでしょう、その時は隣の県に遠征して別資本のディーラーにあたりましょう。

 

ライバル車との競合、日産同士の競合、両者を絡めて値引きを大きく引き出しましょう。

 

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エクストレイルの値引き交渉は3回でバシッと決める!

 

愛車の買取相場がわかり、エクストレイルの値引きテクニックも把握したら、ついに実際の交渉となります。

 

ここで注意してほしいのは2点です。1つは、「エクストレイルの交渉は3回以上しない」ということです。何度も粘ったからといって、エクストレイルの値引き額は増えません。3回で決めると覚悟を決めれば、それは営業マンにも自然に伝わって、スムーズに交渉が進みます。

 

2つめの注意点は、「事前にエクストレイルの購入予算を決めておく」ということです。エクストレイルの車体とオプションで合計20万円値引きしたいなら、定価から20万円引いた価格を予算とします。その金額は営業マンに知らせてもいいですし、におわせるだけでも構わないので、とにかく予算だけはしっかりと決めておきましょう。予算が決まっていないと、営業マンも「いくらになればエクストレイルを契約するんだ?」と思って迷いが出てしまいます。

 

これら2つの注意点を踏まえ、エクストレイル値引き交渉の初回から3回目までの基本的な流れを紹介します。

 

初回交渉

エクストレイルの値引き初回交渉は、顔見せ程度で十分です。初回からいきなり激しく条件を出すと、営業マンの態度も硬くなってしまいます。なので、エクストレイルの見積もりを取るだけで大丈夫です。

 

実際に日産ディーラーに行って話をするのでも構いませんが、上で解説したようにライバルディーラーや異資本日産ディーラーなど、さまざまなディーラーを訪れる必要があります。そのため、それだけで休日が何日もつぶれてしまいます。

 

なので、時間短縮するならオンライン新車見積もりができる「オートックワン」などを利用しましょう。パソコンやスマホで、自宅にいながら全国各地の見積もりを取り寄せることができるので、エクストレイルの初回交渉をカットできます。しかも、取り寄せた段階である程度値引きされていることも多いです。

 

とにかく、ここで重要なのはエクストレイルの見積もりを取ることです。見積もりを取れば、相手にもエクストレイル購入意思が伝わるので、営業マンもやる気を出してきます。直接ディーラーに行ってもいいですし、ネットで取り寄せるのでもいいので、何はなくともエクストレイルの見積もりは取っておきましょう。

 

見積りを取っていないのに、取ったふりをしてエクストレイルの交渉をすると、営業マンはすぐに見破るでしょう。相手ディーラーの温度感などが説明できないので、すぐにバレてしまうのです。そうすると、信頼を一気に失って、エクストレイルの交渉も間違いなく失敗します。最悪の場合はそのディーラーに行くことすらできなくなるでしょう。

 

本命ディーラーだけでなく、ライバル車種のディーラーや異資本ディーラーの見積もりも、しっかり取っておきましょう。

 

2回目交渉

エクストレイルやライバル車(CX-5やフォレスターなど)の見積書を取り寄せたら、2回目交渉にのぞみます。ここでは、初回とは違い、じっくり交渉をしていくことになります。

 

見積書を持って実際に来てくれるお客さんは、ディーラーにとっても良客なので、きちんと対応してくれるのです。

 

ここでは、以下の交渉を行ってください。

 

  1. ライバル車種ディーラーや、異資本ディーラーの見積書も持っていることをアピールし、圧力をかけていく
  2. ライバル車種・異資本ディーラーの見積書は見せない
  3. エクストレイルのオプション値引きも積極的にアピールする
  4. しっかり時間をかけて交渉を煮詰める
  5. 契約したくなっても、ぐっとこらえて帰宅する

 

ライバル車種や異資本ディーラーの見積書のなかで、一番値引きが大きい見積書を用意していき、プレッシャーをかけます。たとえば「あの店のCX-5が結構値引きできそうなんだよね。もうちょっと安くなればエクストレイルがいいんだけど」といった調子です。すると、営業マンはエクストレイルの値引きを頑張って拡大する傾向があります。

 

注意したいのは、ここでライバル車種などの見積書を見せないことです。もし安易に見せてしまうと、その値引き額が基準になってしまいます。たとえばCX-5が10万円引きだったとしたら、「じゃあエクストレイルを11万円値引きしますよ」といった具合になって、値引き額が伸びにくくなるのです。なので、見積書は「他店に迷惑になるから」といって断ったほうがいいでしょう。手元にちゃんとあれば効果は十分にあります。

 

ただ、場合によっては「あえて見積書を見せる」作戦もアリです。限界値引きは難しくなりますが、「他店よりもちょっと値下げ」はかんたんにできます。

 

なんにしても、値引きが思うように伸びないときのために「見せる作戦」はとっておきましょう。

 

エクストレイルのオプションについては、「追加したいけど、予算が厳しい」なんてことを言ってアピールすれば比較的あっさり割引に応じてくれます。オプションは多ければ多いほど値引き額も増えるので、割引額を増やしたいときはオプションをたくさんつけましょう。

 

交渉を進めていくと、営業マンがカッカと熱くなって、「すぐに契約してください!」と詰め寄ってくることがあります。熱意のある営業マンにほだされて「契約しちゃおうかな」と思うかもしれませんが、エクストレイル限界値引きのためには3回目の交渉が必要不可欠です。ここは心を鬼にして、「嫁と相談しなきゃ決められない」などといって帰宅しましょう。

 

3回目交渉

ついに3回目の交渉です。営業マンが冷めないように、2回目の次の日に行くのが理想です。2回目が土曜、3回目が日曜というスケジュールがいいでしょう。

 

3回目交渉までに、ディーラー側でエクストレイルの巨額値引きを決裁していることもよくあります。2回目交渉で帰るのはこのためでもあります。

 

3回目ともなると、営業マンも激熱状態なので、条件もバンバン通ります。エクストレイルの値引き額アップだけでなく、諸費用カット、ガソリン満タン納車などいろいろな条件を出しまくってみましょう。

 

ただ、欲張りすぎるのは禁物。あらかじめ決めたエクストレイルの予算を達成したら、ちゃんと契約してあげることも忘れずに。そうでないと、「予算内になったのに…」と営業マンが落ち込んでしまい、商談があっというまにしぼむからです。

 

エクストレイル商談に効果がある交渉テクニックを紹介します。「ここだ!」という場面で活用してください。

 

ハンコを取り出して机に置き、「エクストレイルをあとXX万円安くしてくれるならすぐに契約する!」と宣言する
「奥さんがフォレスターがいいと言っている。僕としてはエクストレイルの方が好きだから、なんとかしてくれないか」と泣き落とし作戦に出る
契約直前に「あのオプションが欲しいんだった!予算越えるなぁ」なんてことを言ってみる。営業マンは土壇場で契約ナシにしたくないので、オマケしてくれる確率が高い

 

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エクストレイル値引きのまとめ

 

愛車の買取相場を調べる

愛車の買取相場を事前に調べておかないと、ディーラーから下取り額を打診されても、高いか安いかがわかりません。

 

もし安かった場合、数十万円を失うことになるので、どれだけエクストレイルの値引きに成功してもマイナスになりかねません。

 

したがって、一括査定サービスを使って愛車の買取相場を調べるのは必要不可欠です。

 

おすすめの一括査定「かんたん車査定ガイド」はこちら
 http://a-satei.com/

 

エクストレイルならではの値引き術を知る

エクストレイルにはCX-5とフォレスターというライバル車種がいて、相見積もりが有効となります。しっかりとライバル車種の見積書を用意することで、日産ディーラーにプレッシャーをかけられます。

 

また、日産には異資本ディーラーが多数あるので、異なる資本同士の日産ディーラーを競合させるのも効果があります。1文字でも社名が違えば異資本なので、積極的に競合させていきましょう。

 

交渉は3回で決める

エクストレイルの値引き交渉は3回できっちり決めるのがコツです。何度もしつこくやっても効果がありません。

 

もし3回目でも予算以下にならなかったときは、別のディーラーに切り替えればOKです。日産ディーラーは他にいくらでもあるので、何度かチャレンジしているうちに値引きのいいディーラーに会えるはずです。

 

初回交渉では見積書を取るためにたくさんのディーラーをめぐる必要があるので、効率アップさせるならネットの新車見積もりサービスを有効活用しましょう。

 

 

このようにエクストレイル値引きを進めていけば、愛車売却で20~30万円、エクストレイルの値引きで20~30万円のコストカットができるので、トータルで60万円のコスト削減ができるでしょう。

 

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エクストレイルの値引き目標をを設定しよう

 

まず一番最初にしておきたいのは、どのくらいエクストレイルを値引きしたいのか、という明確な目標金額を決めておくことです。下にわかりやすい「値引き額目標表」を用意しましたので確認していきましょう。

 

値引き額 難易度 備考
5~10万円 ★★ 初心者レベル
10~20万円 ★★★ 中級者レベル
20~25万円 ★★★★ 目標レベル
25~30万円 ★★★★★ プロレベル

 

エクストレイルは限界まで値引きを引っ張ることができれば、30万円の値引きを達成することも夢ではありません。しかし、これはもうプロと言ってもいいレベルの交渉術で、長い時間をかけて、商談を何度も重ねなければ引き出すことのできない金額です。そこまでしなくても、目標レベルに照準を合わせて確実に交渉をしていきましょう。この先説明する値引き交渉術を活用すれば目標レベルまでは到達できるでしょう。

 

値引き初心者がプロレベルの、身の丈にあっていない値引き額を提示したところで、営業マンも「無理なものは無理だから」と、商談の場の空気も悪くなってしまうでしょう。この位までなら値引きしてもいいかな?と妥協しやすい、現実的な値引き目標金額を設定しておくことは、エクストレイルの値引き交渉を有利に進める上でとても重要です。

 

エクストレイル値引きの平均金額はどのくらい?

 

自動車の値引き金額の平均値は、限界金額から5万円を引いたあたりに落ち着くと言われています。これはエクストレイルにも当てはまっていて、エクストレイルの値引き限界額が30万円としたら、22~25万円くらいが平均額となります。

 

平均額が下がってしまうのは、交渉に失敗する人が多いのも一因ですが、それ以上に「まったく交渉しない」という人が一定数いるからです。つまり、言い値で買っていく人のことです。そういった人がいるため、平均値は限界額よりも引き下げられることになります。

 

目標値の部分で解説したように、ディーラー交渉の経験があまりないなら、限界額より少し下の金額を狙うのがおすすめ。なので、ひとまず平均値を狙うというのも手でしょう。

 

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エクストレイルのオプション値引きはどうやって獲得する?

 

エクストレイルを最大限安くするためには、オプション値引きもしっかり獲得しないといけません。よく解説されているのは、あくまでエクストレイルの車体価格の値引き方法であって、オプションの方までは説明されていないことがほとんどです。

 

そのため、エクストレイルのオプション値引き術についてはやり方がわからない人もたくさんいます。ここでは、エクストレイルのオプションをどうやって取ればいいのか、具体的な方法を解説します。

 

オプションの交渉は個別に行う

 

意外と多いのが、漠然と「車体とオプションは同時に交渉するんでしょ」という考えです。しかし、これは誤りです。上級者であれば同時交渉も可能ですが、一般のお客さんは交渉に慣れていないので、同時に交渉していくと失敗しやすく、「車体」と「オプション」の両方を取りのがすことになります。

 

なぜ失敗しやすいかというと、営業マンが無駄なオプションを追加してくるからです。オプションはディーラーの売り上げになるため、なるべくたくさん追加させようとしてきます。「オプションを追加してくれたら、割引額も大きくなりますよ」なんてことを言って、エクストレイルに本来不要なオプションまであれこれ付けてくるわけです。

 

そうなると、割引額が増えてお得なように感じるかもしれませんが、実際の支払額は増えているので無意味です。重要なのは、自分が本当に必要なオプションだけを追加し、そこから割引させることです。

 

なので、車体交渉とオプション交渉は別々に行うべきです。そうすれば、オプションを無駄に追加されることもありませんし、同時交渉でこんがらがることもありません。結果的に、両方の譲歩を最大限に引き出すことができるのです。

 

オプションは「無償サービス」の形式を取る

 

オプション交渉と言えば、「オプション総額から20%引き」といった形を考えているかもしれません。しかし、そうではありません。これもよくある勘違いなのですが、実はオプションは「○○を無料サービス」という形になります。なので、オプション総額が40万円だったとして、そこから「フロアマットを無料サービス」ということになると、3万円程度の割引しか引き出せないということになるのです。エクストレイルのオプション値引き合格ラインは20%程度ですから、40万円から3万円引きだと失敗ということになります。

 

そのため、あらかじめエクストレイルに必要なオプションを考えておき、そこからどのオプションを無料にするかまで計画しないといけないのです。

 

ここで、計画例を説明してみます。

 

エクストレイルを購入する際、たいていは↓のようなラインナップになるはずです。

 

デュアルカーペット 64,000円
プラスチックバイザー 30,000円
コーティング 100,000円
ETC 30,000円
ナビ 320,000円

 

これで総額はだいたい50万円となります。エクストレイルのオプション値引き目標は20%ですから、10万円引き程度が合格ラインとなります。

 

したがって、狙っていくのは

 

  1. 「デュアルカーペット」「プラスチックバイザー」の2つを無料化
  2. 「コーティング」を無料化

 

のいずれかが現実的でしょう。ナビはさすがに高すぎて無料化は無理です。

 

ここから別のオプションを追加する場合は、オプションを1~2つ選び、割引額が20%程度になるようにしていけばOKです。

 

交渉の流れ・手順を解説

 

それでは、具体的なエクストレイルのオプション値引き交渉手順を解説していきます。

 

オプションなしの初回見積りをもらう

 

ここが重要な部分ですが、1回目の来店時にもらう見積書のオプションを「なし」に指定してください。そうすると、次回以降の交渉はエクストレイルの車体値引きに集中でき、無駄なオプション追加を防ぐことができます。

 

なお、黙って見積書を取ってしまうと、営業マンが勝手にオプションを複数付けてしまいます。なので、「オプションについては後から考えたいので、まずはオプションなしの見積書をください」と言って、あえてオプション項目が白紙の見積書をもらうようにしましょう。

 

なお、たまに「オプションなしだとエクストレイルの交渉が難しい」と言ってくる営業マンもいます。でも、これはオプションなしだとディーラーの売上が減るから言ってるだけです。なので、折れないで押し通してください。

 

もしそれでも渋るようなら、そのディーラーは切ったほうがいいです。良心的なディーラーであれば、オプションなしでも交渉はできます。つまり、あれこれ言ってくるようならそのディーラーでは交渉自体が期待できないということです。

 

オプションは後から追加する

 

エクストレイルの車体値引きがある程度煮詰まったら、やっとオプションを追加していきます。営業マンとしても「ようやくオプションまで来た」と考えるので、契約への期待感からオプション値引きがゆるくなりやすいです。

 

ここで覚えておいて欲しいのが、「オプション値引きは契約寸前を狙う」ということです。

 

契約寸前に、「そういえば、●●も欲しいんだった!でも予算が足りないなぁ」と言って弱ったフリをすると、営業マンとしては「せっかく契約寸前まできたのに、オプションでご破算にしたくない」という心理が働きます。なので、ある程度高額のオプションでも無料にしやすいのです。なので、契約寸前に無料にしたいオプションについては、追加せずに温めておく必要があります。

 

2つ以上無料にしたいときは、まず追加したオプションの中から、安いものを選んで「エクストレイルのオプションって結構高いね。○○を値引きしてよ」なんていって割り引きしてもらいます。基本的に、安いオプションなら言うだけで案外割り引いてくれます。あとは、契約寸前にもう1つをねじ込んで、無料にするという流れでOKです。

 

無料にしたいオプションが1つだけのときは、契約寸前にそのオプションを押し込んでいきましょう。

 

もちろんエクストレイルのオプション値引きはいつも成功するわけではありません。ですが、日産ディーラーはいくらでもあるので、失敗したら別のディーラーで試せばいいだけです。オプションは普通に交渉してもなかなか譲歩が引き出せない部分でもあります。契約寸前の作戦は緊張しますが、成功率も高いので勇気をもってチャレンジしましょう。

 

エクストレイルには、「ベーシックセレクション」という、カーペットやプラスチックバイザー、マッドガードなどがセットで割安になるパッケージオプションがあります。ただ、これを選ぶとセット料金13万円~19万円となり、無料化が難しくなります。

 

また、セット内容が自分の欲しい内容と重複しているなら選んでもいいですが、「マッドガードはいらないな」という人もいるでしょう。なので、フロアマットやプラスチックバイザーはバラで追加して、そこから無料サービスに持ち込むほうが総額料金は安くなります。

 

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エクストレイルのハイブリッドはどうやって値引きする?

 

2015年から、エクストレイルにハイブリッドモデルが追加されました。かつてはディーゼルの設定もありましたが、ハイブリッド化の流れに乗ってついに登場と言う形になります。ただ、エクストレイルのハイブリッドは通常のグレードに比べて価格が40万円程度高いので、できれば値引きしたいところです。

 

まず気になるのが、「エクストレイルのハイブリッドは値引きしにくいのでは」という部分ですが、その心配はありません。

 

というのも、エクストレイルは、特別仕様車を除けばハイブリッドグレードが1番人気となっています。日産は人気のあるグレードを大量生産し、在庫車として抱えておいて、すぐに売れる体制を作る傾向があります。ディーラーとしては在庫車を早く売ってしまいたいため、人気グレードの方が値引きのチャンスは多いです。

 

そういった事情があるため、エクストレイルのハイブリッドだからといって値引きがしにくいといったことはありません。

 

次に、具体的なエクストレイルハイブリッド値引き手段を考えていきましょう。

 

エクストレイル同士競合

 

エクストレイル値引き交渉術の1つに、「エクストレイル同士競合」 があります。すでに説明した通り、日産には資本の異なる店舗が複数あるため、それらを競合させて値引き合戦に持ち込む方法です。

 

注意してほしいのは、エクストレイル同士競合の場合は「グレードもしっかり合わせる」必要がある点です。価格競争をさせるわけですから、当然相手のグレードも同じにして、価格を合わせておく必要があるのです。

 

そのため、事前に欲しいハイブリッドグレードはしっかり決めておき、同一グレード同士で競合させる点に注意してください。

 

ライバル車競合は「相手」が大切

 

エクストレイルのハイブリッドグレードとライバル車を競合させたいときは、相手も「ハイブリッド」もしくは「ディーゼル」を選ぶようにしましょう。そうしないと、クルマの特徴が合わないので、交渉にブレが生じる可能性があります。

 

また、価格帯も合わせる必要があるので、エクストレイルハイブリッドのライバル車種としては「CX-3のディーゼル」と「CX-5のディーゼル」あたりがよいでしょう。ハリアーの場合価格帯が合いにくいですし、フォレスターだとハイブリッドがありません。

 

どうしてもエクストレイルハイブリッドとその他のガソリン車を競合させたいときは、しっかりと理由付けを考えましょう。少なくとも、「エクストレイルはハイブリッドで燃費がいいので、その分コストは安いですよ」と言われたときに、きちんと反論できないといけません。例えば、「嫁がフォレスターの方がいいと言って聞かないので、エクストレイルを安くして説得してほしい」などの理由が必要となるでしょう。

 

結論ですが、ライバル競合をするならハイブリッド同士か、ディーゼルと競合に絞ったほうが交渉しやすいです。

 

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エクストレイルの各グレード別値引き手法

 

エクストレイルの欲しいグレードが固まっている場合は、各グレードに合わせた具体的な戦術をとることができます。

 

ここでは、人気グレードをメインに、各グレードごとに具体的な交渉方法を紹介します。

 

20S/20X ハイブリッドの交渉術

 

グレード名 交渉難易度 おすすめ手法

20S ハイブリッド

★★★

エクストレイル同士競合

20X ハイブリッド

★★★★

ライバル競合

 

 

「20S ハイブリッド」と「20X ハイブリッド」は、なんといってもハイブリッドなので「低燃費」と言う部分がもっとも目立ちます。ただ、装備に差があり、20Xのほうは以下の装備が追加されています。

 

  1. オートライトシステム
  2. 本革巻きステアリング&シフトノブ
  3. リモコンオートバックドア

など

 

そのため、20Xの方が価格は高くなっています。つまり、20Sは「価格重視」20Xは「装備重視」と言うことができます。当然、営業マンもそのつもりで接してきます。

 

20S ハイブリッドの場合

 

20S ハイブリッドの場合、価格重視のため「価格競争」がよく効きます。営業マンも、こちらがコストにうるさいのがわかっているので、価格競争に持ち込んでも違和感がないのです。

 

したがって、「エクストレイル同士競合」がおすすめです。複数店舗の「20S ハイブリッド」同士の相見積もりをしていけば、だんだん割引が積み重なっていくでしょう。同じ車種同士を競合させるだけなので、値引き何度も低めになっています。

 

20X ハイブリッドの場合

 

20X ハイブリッドの場合、「内外装・装備重視」ということになります。そのため、車自体の機能をよく見ているという印象を与えることになります。そうなると、どちらかというとライバル同士競合のほうが営業マンに与える違和感はないでしょう。もちろん、エクストレイル同士競合でもいいのですが、その場合は「価格を安くしたいだけだろ」という不信感を与えかねません。なので、エクストレイル同士競合は保険として考え、ライバル競合をメインに据えたほうがうまくいきやすいです。

 

ただ、ハイブリッドなので相手も「ハイブリッド」もしくは「ディーゼル」を選ぶ必要があります。なので、相手としては「CX-3ディーゼル」「CX-5ディーゼル」「ヴェゼルハイブリッド」あたりがよいでしょう。ハリアーもハイブリッドはありますが、価格帯が合わないので競合させにくいです。

 

グレード名 価格
エクストレイル 20X ハイブリッド 2,858,760円
CX-3 XD Touring L Package 2,808,000円
CX-5 XD 2,835,000円
ヴェゼル 1.5ハイブリッド Z 2,571,429円

 

具体的な競合グレードは↑のとおりです。これらのライバル車でしっかり値引きを獲得し、「向こうは結構値引きできるみたい。エクストレイルも値引きしてくれれば契約を考える」という流れに持ち込みましょう。

 

エクストレイルの20S/20Xのガソリンタイプの交渉

 

エクストレイルにはガソリンタイプの20S/20Xもあります。こちらも基本的な戦術はハイブリッドの場合と同じで、20Sは「エクストレイル同士競合」、20Xは「ライバル車競合」を中心にしていけばOKです。

 

ただ、20Xはガソリンエンジンとなるので、20Xハイブリッドのときと同じライバルを選んではいけません。相手としては、ハリアーやCX-5のガソリンタイプの廉価グレード、CX-3の高級グレードなどと合わせていきましょう。

 

また、ガソリンタイプのエクストレイルの場合、フォレスターも相手として適任です。エクストレイルとフォレスターは「アウトドア志向のSUV」という面でキャラが似ているので、ライバル競合の効果が高いのです。

 

モードプレミアの交渉術

 

グレード名 交渉難易度 おすすめ手法

モードプレミア

★★★★

エクストレイル同士競合

CX-5、ハリアー競合

 

エクストレイルのモードプレミアは、エアロや専用エキゾーストマフラーなどが追加される上級グレードとなります。その分価格も高くなるため、標準グレードと同じ考えではなかなか値引きが難しいです。

 

ただ、価格帯がアップするため、「ハリアー」との競合に現実味が出てきます。価格帯の合うハリアーのグレードで良い見積書を取っておき、エクストレイルのモードプレミアとぶつけていくと、日産の営業マンとしてもやる気が出てくるでしょう。同じ理由で、CX-5の上級グレードとも競合性は高いです。

 

エクストレイル同士競合については、やや難易度は高いです。というのも、「エクストレイルのモードプレミアの値引きは厳しいです。標準グレードであれば、もっと安いですよ」と言われてしまうと、打つ手がないからです。

 

なので、モードプレミアについては「ハリアー」「CX-5」との競合をメインに据え、エクストレイル同士競合についてはオマケ程度の考えでいいでしょう。

 

エクストリーマー/ブラックエクストリーマーの交渉術

 

グレード名 交渉難易度 おすすめ手法

エクストリーマー/ブラックエクストリーマー

★★★★★

エクストレイル同士競合

CX-5、ハリアー競合

 

エクストレイルのエクストリーマー/ブラックエクストリーマーについても、値引き手段についてはモードプレミアとほぼ同じです。価格帯が似ているので、ハリアーやCX-5の同価格帯グレードを合わせて値引きを拡大していくことになります。

 

繰り返しになりますが、エクストレイル同士競合については安いグレードを勧められる可能性があるため、メイン手法にはしないほうがいいです。

 

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エクストレイルの展示車は値引きしやすいってホント?

展示車は多くの人が乗ったり触ったりするほか、店内に放置されているため、安い価格で買えるというのが一般的です。エクストレイルは日産のSUV販売戦略のメインなので、全国各地のディーラーで展示されています。なので、エクストレイルの展示車自体は割とたくさんあります。なので、エクストレイルの展示車を購入するチャンスは多い印象があります。

 

たまたま「エクストレイルの展示車が安く買えた」なんて話を聞いて、「交渉に自信もないし、展示車狙いで行こう」と思っている人もいるはずです。

 

しかし、実はエクストレイルの展示車狙いにはいろいろなリスクがあります。

 

条件通りのエクストレイルは意外と少ない

 

確かにエクストレイルの展示車は数が多いですが、1店舗にせいぜい1~2台しかないので、自分の欲しい条件に合っているとは限りません。それぞれボディカラーもグレードもオプションも違ってくるので、希望通りのものが見つかる可能性は非常に低いです。

 

交渉中に、運よく「展示車ならかなり安くできます」なんて打診されたとしても、無理して買ってしまうと、後でいろいろと不満が出てくるでしょう。

 

展示車購入できないディーラーもある

ディーラーによっては、納車用の車と展示用の車を別々に管理しているところも多いです。そういったディーラーは、展示車のその後の扱いも決まっているので、売ってくれと頼んでも断られてしまいます。

 

そうなると、せっかく希望の条件に合った展示車を見つけたとしても買うことができないので、それまで展示車探しにかけた時間が無駄になってしまうのです。

 

新車登録済みのワナ

 

ここのところ多いのが「新車登録済み展示車」です。ディーラーは新車登録が実績タイミングなので、売上が悪い場合は展示車を新車登録してしまうことがあります。

 

仮にエクストレイルの希望の展示車が買えることになったとしても、新車登録済みの場合は1オーナー状態となるので、純粋な新車購入ではなくなります。もちろん新車登録済みであることは告知してもらえますが、今後エクストレイルを売却する際、査定に響く可能性があります。

 

以上のように、展示車のエクストレイルの購入にはいろいろなリスクがつきものです。条件がそろっていて、なおかつ新車扱いの展示車エクストレイルを見つける手間を考えたら、普通に新車のエクストレイルを値引きしていくほうが効率はいいです。

 

知らずに展示車が納車されることがある

 

展示車狙いでない場合も、実は展示車について考慮しておくことがあります。

 

なぜなら、「納車されたエクストレイルが、実はどこかの展示車でした」ということがあるのです。

 

新車未登録であれば、展示車を納車するケースはありえます。たまたまお客さんが希望する条件と、店舗で管理している展示車が合致した場合は、「納車」と言う形になりえるのです。もちろんバレたらまずいので普通はそんなことはしませんが、売り上げの悪いディーラーならしかねません。

 

なので、展示車納車を避けるために動く必要があります。注文書に「展示車のエクストレイルは納車しません」と一筆入れさせましょう。そうすれば、さすがに展示車が納車されることはありません。その上で、ちゃんとシートなどにビニールがついたまま納車させることを約束させます。そうすれば、納車のときに展示車でないことが確認できます。

 

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決算期はエクストレイル値引きが獲得しやすい?

 

毎年3月は自動車業界では「決算期」となり、エクストレイルを含む新車購入の交渉もしやすいと言われています。

 

しかし、適当に交渉してもいいというわけではなく、決算期ならではの立ち回りが必要となります。また、「決算期以外はダメ」というわけではなく、その時期にあった立ち回りをすればエクストレイルの値引きはしっかり獲得できます。

 

ここでは、エクストレイルの値引きを引き出す時期ごとの立ち回りについて解説します。

 

「在庫車販売」について知っておこう

 

新車の販売方法は、メーカーごとに分かれます。主に、以下の2種類に分類されます。

 

メーカー 販売方法 解説
日産、ホンダなど 在庫車販売中心 人気グレードを中心に、あらかじめ大量生産して「在庫車」として確保しておく。
トヨタ 受注販売中心 お客さんからの注文書を受けてから生産する。

 

↑は各メーカーの販売方法の違いです。エクストレイルを作っている日産に関しては在庫車販売が中心となっています。この方法だと、特別仕様車や人気グレードを多めにあらかじめ生産しておくので、お客さんから注文があった際にすぐに納車できるのが特徴です。ただ、タイミング次第では在庫車が余ってしまうことがあります。

 

一方、トヨタは在庫車中心の販売方法をやめており、お客さんから注文を受けてから生産するスタイルに転換しています。そのため、在庫が増えにくいのが利点ですが、その分納車まで時間がかかるのが欠点となります。

 

日産は在庫車販売が中心のため、人気グレードをたくさん作っておいてコストを削減しています。ただ、場合によっては在庫車が余ってしまい、ディーラーを苦しめることになります。

 

ただ、そんな事情はお客さんの立場としては関係なく、むしろメリットが多いです。というのも、在庫車が余るということは、そのぶん値引きがしやすいということだからです。なので、在庫車が余っているディーラーを狙っていくことで、エクストレイルの値引きが引き出しやすくなります。

 

したがって、時期を意識する場合は、ディーラーの在庫状況を意識していくと交渉しやすいです。具体的には「納車期間」を意識します。納車期間が短い場合、それだけ在庫車が余っているということ。なので、納車期間の短いディーラーを本命にしていきましょう。

 

また、人気グレードほどたくさん生産されるので、在庫にもなりやすいです。なので、人気グレードを選んでいくのも成功の近道でしょう。

 

決算時期(1月,2月,3月)の立ち回り

 

エクストレイル値引き難易度 ★★★★★

 

それでは、具体的に各時期の立ち回りを解説していきます。

 

まずは、決算期についてですが、実はエクストレイルは決算期のうまみはあまりありません。日産車の値引きは「在庫の余り具合」がポイントなのはすでに説明しましたが、決算期は新車が良く売れるので在庫が余りにくいのです。なので、決算期のエクストレイル値引きは、他の時期と変わらないか、あるいはちょっと難しいくらいと考えてください。

 

また、決算月は3月なので、「3月から動こう」という人は多いはずですが、実はそれでは遅いです。いくら在庫車とはいっても、新車登録・納車までには1カ月程度はかかります。なので、3月から動くと納車が4月以降になってしまう可能性が高いのです。ディーラーの実績になるのは新車登録のタイミングなので、4月納車だと決算月の実績になりません。そういった事情があるので、3月から交渉を始めても営業マンはあまりやる気が出ません。

 

したがって、決算月を狙うなら1~2月から動かないと遅いです。できれば、初売りくらいから動き始めるようにしてください。この時期はお客さんも非常に多いので、出だしが遅いと他のお客さんに埋もれて印象を残せません。

 

もし2月中旬~3月から動き始める場合は、後で説明する4~6月狙いの準備期間と位置付けてください。

 

エクストレイルの値引き手法としては、シンプルに考えたほうがいいです。決算期は営業マンも非常に忙しいので、対抗ディーラーの見積書をたくさん持ってくるお客さんは「面倒くさい」と思われがちです。なので、対抗ディーラーは1~2つ程度に絞っていきましょう。異資本日産ディーラーを1~2個競合させ、あとはせいぜい1車種くらいライバル車を絡める程度にとどめてください。

 

第一四半期(4月,5月,6月)の立ち回り

 

エクストレイル値引き難易度 ★★★

 

4月は決算直後となるため、ディーラーの売上はガタ落ち。客も激減してしまいます。なのでエクストレイルの値引き時期としては難しい印象があるかもしれません。ただ、「在庫車」という面から考えると、実はこの時期は「おいしい」のです。

 

お客さんが減るということは、それだけ在庫車が余りやすいということです。もちろん、メーカー側もエクストレイルの生産を絞るので一概には言えませんが、まったく生産しないわけではないので、ディーラーによっては在庫車が余りすぎて困っているでしょう。そんなタイミングで来店すれば、神様のような扱いを受けるはずです。3月から動いておくと、余計印象に残るのでさらに有利です。

 

また、この時期はできるだけ多くの交渉カードを用意するのがポイント。どのディーラーもヒマなので、交渉カードが多くても営業マンは嫌がりませんし、場合によってはやる気に火をつけるかもしれません。複数の異資本日産ディーラー同士の競合はもちろん、ハリアーやフォレスター、CX-5、CX-3などさまざまなライバル車種を絡めていきましょう。

 

6月は第一四半期末となるので、ディーラーとしても実績を取っておきたい時期です。4~5月から動き始めて、6月の交渉決着をゴールとして考えるのがおすすめです。もし6月から動き始めるときは、次に説明する「夏商戦」の準備をしましょう。

 

夏商戦・半期決算(7月,8月,9月)の立ち回り

 

エクストレイル値引き難易度 ★★★★

 

この時期は夏商戦となり、9月は半期決算もあるので、メーカー側が広告を大量に売って大攻勢をしかけてきます。とくにエクストレイルはレジャー重視の車種なので、夏はCMも多いですし、よく売れます。

 

なので、在庫車を狙う場合はディーラー選びが重要になります。エクストレイルが売れやすいといっても、決算期ほどではないので、ディーラーによっては売れなくて在庫を余らせています。そういったディーラーを見つけ出すことができれば、思わぬ高額値引きを引き出すことができるのです。初回訪問時に「納車はどのくらいかかりそう?」と聞いて、納車期間の短いディーラーをリストアップしていきましょう。

 

この時期はディーラーもそこそこ忙しいので、4月ころのようにたくさんの交渉カードを切ると嫌がられるかもしれません。決算期ほど絞り込む必要はありませんが、異資本日産ディーラー2~3個、ライバル車種は1~2車種程度にしたほうがいいでしょう。

 

そして9月は半期決算となり、ディーラー側がエクストレイル販売の実績を欲しがる時期となります。6~8月に動き始めて、9月の勝負を目指すとよいでしょう。9月から動き始めると半期決算には間に合わないので、次に説明する年末商戦の準備期間としてください。

 

秋・年末商戦(10月,11月,12月)の立ち回り

 

エクストレイル値引き難易度 ★★★★

 

10~12月は秋商戦・年末商戦の時期となります。夏商戦の勢いを引き継ぐ形になるので、ディーラーもほどほどに忙しくなります。もちろん、エクストレイルの在庫状況もディーラー次第ということになります。なので、引き続き在庫車の多いディーラー探しが重要となります。

 

また、この時期はもう一つ「年内納車」も意識しないといけません。この時期は、いくら在庫車でも、タイミング次第では年内納車ができないことがあります。営業マンとしては面倒な仕事を来年に持ち越したくないので、「年内納車」にこだわる傾向があります。なので、遅くとも10月~11月上旬には動き始めたほうがいいです。

 

また、逆に言えば、この時期は「短期決戦」が決まりやすいということもできます。営業マンとしてもできるだけ早く勝負を決めたいので、少ない交渉であっさりと高額値引きが飛び出す可能性が高いのです。なので、交渉を長引かせたくない場合はこの時期を狙うのもアリでしょう。

 

なお、タイミング次第ではエクストレイルの納車が来年1月以降という場合もあるでしょう。そんなときは、新車登録も翌年以降にするよう、注文書に一筆書かせましょう。そうしないと、新車登録は年末、納車が翌年ということになり、納車のときには1年落ちと言う形になりかねません。

 

そうなると、エクストレイルを売却するときにやや不利になる可能性があります。

 

そう考えると12月から動くのはメリットがなさそうですが、実は大きな利点があります。というのも、翌年の決算期に向けて、大きな印象を残すことができるからです。「エクストレイルの場合、決算期はおいしくない」と説明しましたが、それは準備期間が少ないからでもあります。たくさんのお客さんに埋もれて印象が残せないわけです。

 

しかし、前年の12月から動いて、営業マンとのあいだに信頼関係を作っておけば、3月の決算期に向けてエクストレイルの超大型値引きを引き出すことも可能なのです。

 

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エクストレイルのモデルチェンジによる値引き状況の変化は?

 

エクストレイルの値引き相場はモデルチェンジによって変化してきたのは事実です。はじめに、前回のモデルチェンジ前後のエクストレイル値引き相場を確認してみましょう。

 

時期 限界値引き額 説明
2013/08~2013/12 約45万円 先代モデル末期
2014/01~2014/06 約10万円 現行モデル発売直後
2016/05~ 約28万円 -

 

↑の表は前回のモデルチェンジ(2013年12月)前後から現在までのエクストレイル値引き相場の推移です。

 

先代エクストレイルは8年間続いたほか、ちょうどSUV市場が盛り上がってハリアーやCX-5などのライバルが登場した時期が重なっているため、末期はすさまじい大幅値引きが飛び出す時期となっていました。

 

しかし2013年12月に現行のエクストレイルが登場し、いったん値引きは10万円前後まで冷え込みます。しかし、SUVのブームが続いているため、売上確保のためにエクストレイルの値引きは徐々に広がっていき、25万円程度まで拡大。エクストレイルのハイブリッドに関しては登場からしばらくは渋かったですが、今ではガソリン車と同等の相場となっています。

 

ここで気になるのが次のモデルチェンジです。もしエクストレイルのフルモデルチェンジが発表されれば、前回同様40万円近い値引きが飛び交う状況になることが予想されます。しかし、エクストレイルのモデルチェンジ期間はだいたい7~8年なので、次回は2020年頃が予想されます。

 

そのため、しばらくはエクストレイルのモデルチェンジによる値引き相場拡大は期待しないほうがいいでしょう。当面は、モデルチェンジについては意識せず、しっかりとオーソドックスな「異資本日産競合」や「ライバル競合」交渉を中心に交渉を進めていきましょう。

 

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エクストレイル値引きに必要なディーラー選び

 

「どの日産ディーラーで買っても、エクストレイルの値引き額は同じでしょ」なんて思っている人は多いです。しかし、実際はディーラーによって変わってきます。ディーラーごとに特徴が違いますし、地域によっても変化はあります。

 

ディーラーを意識しないであてずっぽうに選ぶよりも、あらかじめディーラーの知識を頭に入れておいた方が、エクストレイルの値引き交渉成功率は上がってきます。ここでは、日産ディーラーのそれぞれの特徴や、地域ごとの立ち回り方法などを解説していきます。

 

日産ディーラーの特徴

 

日産は昔は販売チャンネルを4つ所有しており、チャンネルごとに販売車種も違ってきました。ちょうど、今のトヨタのような状況です。

 

しかし、販売網がややこしくなりすぎたので、現在は各ディーラーで全車種を販売する形式に代わりました。また、販売チャンネルも「レッドステージ」「ブルーステージ」の2つに縮小しています。

 

ただ、販売チャンネルが複数あった面影はまだ残っており、「日産」「日産プリンス」「日産サティオ」の3チャンネルがあります。

 

日産販売チャンネル 店舗例 解説
日産

東京日産自動車販売
兵庫日産自動車
愛知日産自動車
広島日産自動車

・店舗数が最も多い。
・「販売」が付くものと付かないものの2種類があり、それぞれ資本が異なる。

プリンス

日産プリンス東京販売
日産プリンス広島販売
日産プリンス山口販売

・地域ごとに「プリンス」販売網がある。
・都心部を中心に展開。

サティオ

日産サティオ群馬
日産サティオ千葉
日産サティオ徳島

・地域ごとに「サティオ」販売網がある。
・郊外を中心に展開。

※地域ごとの異資本ディーラーについては、日産公式サイトの「販売店検索」から探すことができます。

 

↑は日産の販売チャンネル解説となります。見てもわかる通り、会社名が1文字違うともう異資本という状態なので、異資本日産同士でのエクストレイル値引き交渉ができます。

 

なお、「日産サティオ○○」は独自性の強いディーラーとなっており、交渉も積極的なのが特徴です。なので、近場にサティオがあるなら、エクストレイル値引き交渉の本命ディーラーに設定するとよいでしょう。

 

大都市でのディーラー選びと立ち回り

例:東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、愛知県(名古屋)、京都府、大阪府

 

次は、地域ごとのエクストレイル値引き交渉の立ち回りについて説明します。

 

最初は大都市圏について。人口が多く、ディーラー数も豊富なので、複数のディーラーを絡ませた競合が可能となります。「日産」「プリンス」の競合が可能なほか、地域によっては「サティオ」も絡めることができます。また、ちょっと隣の県に行けば別のチャンネルが現れるので、3~4店舗以上のディーラーを複雑の競合させることができます。

 

さらに、トヨタやマツダなど、ライバル車種のディーラーもたくさんあるので、ライバル競合も絡めやすいです。

 

なので、大都市圏でのエクストレイルの値引きは難易度も低め。大切なのは、「とにかくたくさんのディーラーを競合させていくこと」です。失敗を怖がって1つのディーラーにこだわってしまうと、逆にエクストレイルを値引きするチャンスを逃してしまいます。

 

大都市圏ではディーラー側も1人1人のお客さんと深い付き合いをする気はあまりありません。大都市はすぐ人が引っ越してしまうので、お得意さんを作ってもしょうがないという雰囲気があるのです。なので、「売れればいい」と考えており、複数のディーラーを競合して価格競争に持ち込んでも、嫌な顔はしません。

 

地方都市でのディーラー選びと立ち回り

例:北海道(札幌市)、宮城県(仙台市)、兵庫県(神戸市)、広島県(広島市)、福岡県(福岡市)など

 

大都市ほどではないですが、地方都市もある程度の人口がいます。なので、ディーラー数もそこそこ揃っています。また、地方だと「サティオ」があったりするので、異資本日産ディーラー同士のエクストレイル競合が決まりやすい地域でもあります。

 

しかし、エリアごとに特徴が異なってくるのも事実。エリアによっては、日産ディーラーが1種類しかないということもあります。また、大都市に比べればディーラー数も少ないので、やみくもに失敗すると、交渉が行き詰まることも考えられます。なので、ある程度は1つ1つのディーラーを大切にしていく必要はあります。

 

また、トヨタやマツダといったライバルディーラーもしっかり絡めて、「ディーラー数」と「慎重さ」のバランスを取っていくことが大切です。

 

郊外や田舎でのディーラー選びと立ち回り

 

郊外・地方になると、周囲のディーラー数がかなり少なくなってきます。行動範囲に日産ディーラーが1つしかないという可能性もあります。

 

なので、別の県に移動することなども必要です。住んでいる場所から1~2時間かけて移動することもありえますが、そこはエクストレイルの値引きのためと思って頑張ってください。

 

また、使えるカードは何でも使う姿勢を持ちましょう。例えば、ハリアーやCX-5、フォレスターといったエクストレイルのライバル車種競合だけでなく、価格帯の近い「ヴォクシー/ノア」などの競合もアリになってきます。もちろん、ジャンルが違うので競合にはそれなりの理由が必要ですが、うまくはまれば交渉カードにはなります。

 

また、地方のディーラーは都市部とは違い、お得意さんを大事にするという特徴があります。人口が少ないので、1人のお客さんを大切にするわけです。なので、交渉でしっかりと話をして仲良くなっておけば、思わぬエクストレイルの値引きが飛び出す可能性もあります。都市部と違い、1つ1つのディーラーと慎重に交渉していく心構えを持ちましょう。

 

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2017年のエクストレイル値引き事情

 

2016年7月 25~30万円
2016年8月 25~30万円
2016年9月 25~30万円
2016年10月 23~28万円
2016年11月 23~28万円
2016年12月 23~28万円

 

↑は2016年のエクストレイル値引き推移となります。2016年の間はエクストレイルに大きな変化はなく、値引き相場もほぼ変わらない状況となっています。

 

エクストレイルの次回モデルチェンジ時期予想は2020年ころなので、2017年に関しては大きな相場変化はないと考えていいでしょう。2016年の相場から+2~3万円を目指して、徐々に相場拡大していく程度でしょう。

 

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