エクストレイルの低燃費性能と走破性能の両立

エクストレイルはSUVジャンルに属していますが、SUVといえばやはりアウトドア性などが本来求められるところでした。しかし、国産SUVの中には外見や高級感、低燃費性能が重視されている傾向があります。その点、エクストレイルは走破性能に重点が置かれており、釣りやキャンプ、山登りなどのレジャー用途に使いたいドライバーから熱く支持されています。しかもハイブリッドの登場により、燃費性能・環境性能を気にする人たちからも注目されているのです。

 

エクストレイルのハイブリッドシステム

 

SUVの使命は、やはりどんな路面環境でも常に余裕で走行できることです。エクストレイルには「インテリジェントデュアルクラッチコントロール」が搭載されており、低回転域でも大きなトルクを発揮できるため坂道や悪路でも瞬発力を発揮することができます。従来だとディーゼルで実現されることが、ハイブリッドでも体感できるわけです。

 

しかも、「デュアル」というのは伊達ではなく、悪路・坂道の走行性能だけでなく平坦な道を長距離走る場合にも効果を発揮し、高速道路などでも低燃費を維持しつつ快適に走ることができます。
また、4WDには「ALL MODE 4×4」という新しいトルク配分システムが搭載されています。これはコンピューターが走行状態を自動的に判断し、状況に応じて前後トルク配分をコントロールするしくみのことです。例えば、雪道などの走行中は「LOCKモード」として前後のトルク配分を均衡させたり、トルク配分を調整してすべったり乗り上げたりするのを防止します。また、高速道路や街乗りでは「2WDモード」となり前輪に全トルクを集中させてFFのような状態にし、燃費性能を最大限に高めることが可能です。

 

アウトドア用途に徹したインテリア・エクステリア

 

走行性能だけ高くても、インテリアやエクステリアが不便ではレジャーを快適に楽しむことはできません。エクストレイルはその点もしっかり踏まえており、随所に工夫が見られます。

 

まずインテリアですが、シートが防水加工されているため水にぬれたり雪まみれになっても拭くだけできれいにできます。アウトドアだと水にぬれる場面も多いですが、濡れるのを気にせずウェットスーツを着たまま座ったり、スキーを終えてそのまま乗り込んだりしても大丈夫なのです。

 

また、特別仕様車「20Xt」は、バックドアは手をかざすだけで開くハンズフリーに対応。手袋を履いていて、うまくバックドアが開けられない、というシーンは多いですが、エクストレイルの場合はラクラク開けることができるのです。

値引き状況はどうなってる?

 

エクストレイルのハイブリッドが登場し人気が集中したため、いっときは値引きが渋くなりました。しかし時間が経過して需要が落ち着いてきたため、20万円程度の値引きなら比較的手軽に引き出せる状況となっています。

 

重要なのはまず日産同士の競合を活用すること。ライバル競合が効果的と思っている人が多いですが、日産の場合はまず同一ディーラー同士の競合が有効となります。ただ、同士競合ではうまく値引きができないときのために、ライバル競合を使っていくのも重要です。ライバルとしては、CX-5やフォレスターあたりが有力です。

 

エクストレイル主要緒元表

 

全長 4640mm
全幅 1820mm
全高 1715mm
最高出力 147PS/6000rpm
最大トルク 21.1kgm/4400rpm
種類 DOHC筒内直接燃料噴射直列4気筒
総排気量 1,997cc
燃料タンク容量 60リットル
JC08モード燃費 20.6km/リットル
ホイールベース 2705mm
トレッド(フロント) 1575mm
トレッド(リヤ) 1575mm
最小回転半径 5.6m
駆動方式 FF/4WD
トランスミッション エクストロニックCVT(無段変速機)